プログラミングスクールを選ぶ基準は3つしか存在しないという話

こんにちは。なっかーです。

最近ではプログラミングスクールに通ってエンジニアを目指される方が非常に多いですね。

しかし、近年はスクールが乱立しすぎて、玉石混交なのが現実です。

そこで今日はプログラミングスクールを選ぶ3つの基準についてお話していきます。

Contents

本当にあったプログラミングスクールのヤバイ話

プログラミングスクールは、払ったお金に見合うサービスを受けられないものが8割を占めます。(体感)

よく話を聞く典型的なダメな例を紹介していきましょう。

無料体験期間だけメンターがとても親切だった

質問対応の速さや、メンターの丁寧さ、説明のわかりやすさを売りにするスクールはかなり多めです。

無料体験期間でいい感触が得られたからといって、メンターやスクールの対応がずっと良いままである保証はありません。

メンターの当たり外れがとても大きい

オフラインのスクールやメンターが付くスクールであれば、多かれ少なかれ外れは存在します。

こればっかりは、スクールに問い合わせてもしょうがないので、口コミを大量にみて当たり外れの割合を予測するしかありません。

スクールの卒業生の大学生エンジニアがメンターをするパターンだと、メンターに実務経験がないので教材の範囲外の質問は一切答えられないという声もあります。

中には学生がメンターをしていることを公言するひどいプログラミングスクールも存在します。

公式の教材がダメダメすぎて外部の教材を使う

スクールが公式に発行している教材が古くてわかりづらいという理由でメンターが外部の教材を使って教えるというスクールも存在します。

教材こそがスクールの売りであるはずなのに、これでは何のために高い金を払ったのかわかりません。

提携企業への就職を強制される

無料のプログラミングスクールによくありがちのパターンです。

受講料が無料のスクールの収入源は、提携するIT企業からの人材の紹介料です。

そのため、スクールの受講生と「卒業後は提携先の企業のどこかにエンジニアとして就職すること」という契約を結んで、就職先を強制されるケースは珍しくありません。

就職保証、転職保証と言えば聞こえはいいですが、提携している企業は大抵ブラック企業やSESであることを考えると割に合いません。

注意
タダより高いものはない

宣伝費は当然受講生の払った分から出ている

検索すると上位に大量にページが出てきたり、色々なサイトで広告を目にするスクールも多いかと思います。メルマガにやたらと力を入れてるところもありますね。

有名で大手なら安心と考えるかもしれませんが、そうでもありません。

「事業がうまくいっているから、宣伝費を大量にかけられる」

というよりは

「莫大な宣伝費用は、無知な受講者から巻き上げている」

というスクールが結構あったりします。

本来はProgateやRails Tutorialでタダ同然で学べる内容を、数十万円近い受講料で教えているプログラミングスクールも存在します。

無茶なカリキュラムで卒業課題がコピペ

「3ヶ月でフリーランスエンジニアへ」

「半年であなたも一流IT企業へ転職」

という甘い言葉で右も左もわからないエンジニア志望者を集めたはいいものの、大体は途中で壁にぶち当たります。

本人がその壁を乗り越える力がないと、単に教材の内容をコピペして表面的に理解するにとどまります。

卒業課題でオリジナルアプリを作成する時期になっても基礎がおぼつかないので、教材に乗っているアプリを少し変えた”なんちゃってオリジナルアプリ“が誕生します。

オリジナルアプリと言う甘い言葉に騙されるな

大抵のプログラミングスクールでは卒業の課題として、オリジナルアプリを作成します。

スクールに入会するのを迷っている方に「うちならオリジナルアプリを作成できるので就活でアピールできますよ」と、アピールするのです。

確かに、オリジナルアプリを自分で1から作りきれば、IT企業にも自走できるエンジニアとして認識され、かなり有利になります。

ところが、そのIT企業の思惑を見越して、低クオリティのコピペだらけのオリジナルアプリを作らせるスクールが存在します。

作らせるというよりは、受講生がカリキュラムについていけず、結果的に以前に作ったアプリのコピペになってしまうケースが多いですね。

本来は一から作るべきオリジナルアプリを、ちょっと機能追加をしただけで、さも自分が作ったようにアピールする人がいます。

 

例えば、野球が好きな受講生が「野球専門のSNSを作りたい」と思ったとしましょう。

ちなみに、大抵のスクールでは途中のカリキュラムに簡単なSNSを真似て作ってみるという内容が盛り込まれています。

さあ、どんな設計でそのサービスを作成すればいいでしょうか。考えてみてください。

実は、その構造や設計、コードは通常のSNSとほとんど変わりません。

Twitterのようなアプリをつくり、かっこいい名前をつけ、投稿ボタンをボールの形にし、アプリの随所に野球のイラストを散りばめれば、オリジナルアプリの完成です。

極端なことを言えば、カリキュラムと全く同じ通常のSNSを作成して「野球のこと以外発信しては行けない」というルールを1個設けるだけで、オリジナルアプリの完成となります。

これでは例えオリジナルアプリを作成したところで、実務で通用するはずがありません。

面接で内部の構造や工夫したところを聞かれて答えられずに終わります。

もし嘘をつき通して面接を通過しても、実務に入って何もできずに開発自体が嫌になってエンジニアを辞めていく人を何人も見てきました。

特別なことは不要 リスクを避けることが一番大事

プログラミングスクールを選ぶときに最も重視すべき部分はどこでしょうか?

就職率でしょうか?知名度でしょうか?口コミの評判でしょうか?メンターの質でしょうか?

私は「スクールを選ぶ基準は自分ではコントロールできない不確定要素がいかに少ないか」に尽きると考えています。要するにリスクの低いスクールを選ぶべきです。(2番目に重視すべき点をあげるなら料金です)

プログラミングスクールは基本的に当たり前のことを当たり前にやれば、ほぼエンジニアとして就職は可能です。(それすらできない人が多い)

つまり無理にリスクを取る必要性はどこにもないのです。

プログラミングスクールで就職、転職できるか、技術が身につくかは受講生本人のやる気次第で大きく変わります。

スクールの口コミというのは「受講生の真面目度」に大きく左右されるので、鵜呑みにはできません。

つまり、プログラミングスクールを比較する際には

  • 真面目に勉強する
  • 工夫してオリジナルアプリを完成させる
  • 最後までカリキュラムをやりきる

以外の不確定要素をいかに減らすかにかかっています。例えば

  • たまたま自分の当たったメンターのエンジニアがハズレだった
  • 強制された就職先がブラックだった
  • 質問をしたときに限ってどのメンターも見ていない
  • 学習するカリキュラムの詳細が入るまでわからない
  • 就職先がそもそも公開されていない
  • 体調を崩して勉強できないが期間の延長はできないので金の無駄となる
  • 口コミの数が少なく、情報が不透明

といった要素が挙げられます。ではそうしたリスク、不確定要素を減らすにはどうしたら良いでしょうか。

リスクを避けるならばオンラインのスクールが一番

  • 講師が最初だけやたらと親切でわかりやすい
  • 講師によって当たり外れが大きい
  • 教材の質が低すぎて外部の教材を買わされる
  • 期間の都合でオリジナルアプリを作成する時間が無い
  • 提携企業への就職を強制される
  • 宣伝費の都合で料金がやたらと高い

これらの全てのリスクを全て、排除できる方法は無いのでしょうか。存在します。

リスク排除は簡単でオンライン上で動画で学ぶプログラミングスクールを利用すれば良いのです。

動画による講義なら、全員同じ講義を受けているので、当たり外れも存在しません。数年前に受けたエンジニアの意見も参考になります。

また、動画教材というのは、スクール運営側にとっては一度撮影すれば何回でも使える金のなる木なので、一人一人からバカ高い金を取る必要はありません。

言い方は悪いですが、薄利多売的な商売になるので、口コミの数も多く「思っていたのとは違う」というリスクを減らせます。

また、オンライン上のプログラミングスクールなら、だいたい動画の下によくある質問、過去の質問が並べられているので、質問をする必要性がありません。紙の教材との大きな違いです。

メンター、エンジニアの数も普通のスクールよりはるかに少ないので、当たり外れというのが存在しません。

今のところ、完全オンラインのスクールで、就職を強制されるという話も聞いたことがありません。オンラインのスクールの受講生なんてどこの馬の骨ともわからない人なので、就職を強制することは不可能ですね。

動画教材であれば、メンターの都合で期間が定められることもないので、思う存分卒業課題に取り組むことができます。

講師が使う教材を元に説明せざるを得ないので、外部の教材を利用するということはあり得ません。

あなたが真面目にプログラミングを学ぶ意欲があり、オンラインの良質な教材を使えば、不確定要素はほぼゼロになるので、スキルは伸び、就職、転職はうまくいきます。

オンライン以外のスクールでは、いくらやる気があっても、何らかの不運が一つでも起きれば全てが台無しということになりかねません。

生存者バイアスに注意しよう

こんなことを言うと、「いや、俺はこのオフラインのスクールのおかげでエンジニアに就職できたぞ」という反論が聞こえてきそうです。

こういうのを「生存者バイアス」と呼ぶんですよね。

生存者バイアスといのは、特定の手段を評価する際に、脱落していった多くの人を無視して、最終的に生き残った一部の人を基準として考えるということです。

うまくいった人の裏には、大多数の脱落者が転がっています。有名なスクールでも最後までオリジナルアプリを作りきるのは1期の中でも数人程度です。

脱落していった人の多くは、エンジニアではなく別の職業に転職しているので、IT業界で発言権を持つことはありません。

これで私の言いたいことは終わりです。ここから下はおまけなので、興味のない人は読まないでください。

注意
プログラミングスクールはオンラインを選ぼう

プログラミングスクールを選ぶ3つの基準

以上のことを踏まえると、プログラミングスクールを選ぶ基準は以下の3つに集約されます。

  • 不確定要素の少なさ
  • 料金
  • 口コミの内容と量

という訳で、私が一押しする教材はこちらのSkill Hacksです。

オンライン教材のため不確定要素は少なく、料金もオフラインのスクールの相場の2割ほどに抑えられています。

Twitter上に大量の良い口コミがあるので、その質もかなり評価できます。

実際に私も動画をこの目で見て、そのわかりやすさとクオリティの高さを実感しています。

下のリンクから見るとわかりますが、Cookieとセッションの違いの説明は特に秀逸でしたよ〜。
一押しのプログラミングスクールを見てみる

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