【検証】若手エンジニアが5分で市場価値を測る方法を試してみた

こんにちは。なっかーです。

エンジニアの皆さん。エンジニアを目指す皆さん。あなたの今の市場価値を正しく認識できていますか?

エンジニアは身につけたスキルを他社で生かしやすいからこそ、他の職業以上に市場価値の重要性が増してきます。

今回は、市場価値を簡単に無料で測れるサービスがあると聞いたので試して感想をまとめてみました。

ギークスジョブの市場価値診断とは

市場価値診断とはエンジニアの大手有名エージェント、ギークスジョブさんが提供している、経験年数ではなく技術力によってエンジニアの市場価値を測るというサービスです。

巷でよくある市場価値を測るサービスは

  • そもそもエンジニアと他の職種が一緒の診断
  • 経験年数だけでエンジニアを測る
  • 使った言語の数やマネジメント経験の有無だけが問われる
  • 使用した言語が全く問われない

というめちゃくちゃで当てにならないものが多く、不満を感じていました。

同じ「Rubyの実務経験3年」でも、

  • Ruby on Railsで設計から開発、テスト、フロントのコーディングまでをモダンなWeb系企業でやった人
  • 既存のコードを週1で触って保守していただけの人

の2人では市場価値も技術力も大きく違うはずです。

そのため、本当の評価を知りたければ実際にエンジニア経験のある人と面談をして、技術力かコードを見てもらうしか方法がありませんでした。

エージェントの担当者がそもそも技術力が全くわからないというケースも少なくありません。)

そんな中で、ギークスジョブさんが提供する市場価値診断は技術力をかなり深く突っ込まれるのでおすすめだと聞き、試してみることにしました。

現役のエンジニア、いざ市場価値を測る

そういう経緯が合って早速自分の市場価値を試してみることにしました。

メールアドレスや年齢、住んでいる都道府県、使用言語をを入力するとすぐに診断を始められます。

質問は全部で61問!これは期待できそう。普通の技術面接で60問以上も質問をされることはありませんからね。

そのうちの一例を紹介しましょう。

SDKの開発経験… なし。

アプリリリースの経験、これは学生の頃からたくさんリリースしてますし、業務でも経験済みです。

要件定義。手を動かすことが中心なので経験なし。

「Swift経験1年」「Swift経験3年」みたいないい加減な市場価値の測り方とは大違いですね。

ちなみに経験年数を測る項目は一つもありませんでした。全ての質問は経験のあるなしのみを聞いています。

Webのフロントエンドの経験はあり。SassやjQueryくらいなら使えますし、ホームページも作れます。

自分の市場価値は56万円から66万円!予想以上の結果が出ました。自分の単価は60万円が妥当といったところでしょう。年収にすると700万円くらいです。(常駐週5日フルタイムの場合)

正社員の場合はこれの3分の2くらいの年収500万円弱が妥当でしょう。

はい、もちろん今はそれより安いです。新卒からずっと同じ会社にいると新卒テーブルの枠組みでしか評価されないのが辛いところです。

もし独立した後にあまりにも安い単価をふっかけられたら、この画面でも見せようかと思います笑

Swiftの経験が1年ちょっとしかない割には濃い経験をしてきた自覚はありますが、実際に数字に現れると嬉しいですね。

ただ60万円程度だとあまり独立する旨味がないので、あと1,2年は今の会社で技術を磨いて月単価80万くらいで仕事を取れるようにしたいですね。

色々と回答内容を別のものに差し替えて検証してみましたが、自分の周りのエンジニアの相場観とあまり差はありませんでした。

ちなみにギークスさんは住んでいる地域によっても診断結果を変えています。東京と地方では単価もかなり違うので当然ですね。

これだけ多くの技術的質問をしているところを考えると「手を動かすエンジニアの価値を測るにはかなり信頼できる」という結論が導けそうです。

市場価値診断の使い方はいろいろ

まだ就業経験のない学生や未経験の人が使う

プログラミングを始めたばかりで「いつかは高単価のエンジニアになってやるぞ」という人は是非「どのような経験が重宝されるか」をじっくり見た方が良いでしょう。

もちろん未経験だと最初は市場価値が低く出てしまいますが、そこで焦る必要はありません。

診断ではただ単に質問に答えるだけではなく、質問の一問一問をよく見て自分の勉強の指針にすると良いでしょう。

先ほど見た質問を眺めるだけでも

  •  「iOSエンジニアでもフロントのコーディングはできた方がいいな」
  • 「CIツールやテスト自動化の経験があると単価が上がるのか」
  • 「課金処理が大事そうだから自分で課金処理を伴うアプリを作ってみよう」

などと色々と自分の勉強の参考になると思います。

Progateやドットインストール、Railsチュートリアルを終えて自分のポートフォリオを作りたいけど、どうしたらわからないという人は良く見ておくべきです。

せっかく一生懸命ポートフォリオを作って就職活動をしても、アピールするポイントがずれていたら悲しいですよね。

  • サーバーサイドエンジニアなのにデザインの派手さにこだわりすぎ
  • 機能はいっぱいあるが、設計がめちゃくちゃでテストもできない
  • 言語のバージョンが古く、実務で使えないと判断される

このような失敗がないためにも「現場のエンジニアは実務未経験者(のポートフォリオ)に何を求めるか」を把握しておく必要があります。

これからフリーランスを目指す会社員が使う

言うもでもなく、市場価値診断はフリーランスを目指す人にオススメです。

自分が今いくら貰えるのかを確認しておき、今すぐ独立すべきか、あと半年経験を積むべきかの判断材料するのが良いでしょう。

特に今まで社外の評価に疎くて転職経験のない会社員は、新卒の頃の給料からあまり上がらず、買い叩かれている可能性が非常に高いです

初めてのフリーランスであまり低い金額を提示してしまうと、足元を見られてしまうので、大まかな市場価値をチェックしておきましょう。

フリーランスになって日が浅い人が使う

フリーランスエンジニアにとっては、自分のもらっている単価が相場とどのくらい合っているかを確認することは大事です。

優良なエージェントを通していれば、買い叩かれているということはまずないと思いますが、新卒でフリーランスになったり、エージェントを通していないと相場観を把握できていないことも珍しくありません。

iOSエンジニアとして有名なTさんも、初めてのフリーランスの案件では月20万円という金額を提示して、企業から「あまりにも安すぎる」と言われて単価が上がったと言う話がありました。

会社員の感覚で行くと、フリーランスのエンジニアはとても高く見えてしまうものです。

会社員とフリーランスの単価の相場観の違いをしっかり把握しておきましょう。

フリーランスになるつもりのない若手のエンジニアが使う

将来フリーランスになるつもりがない若手のエンジニアにとっても、市場価値診断は試してみる価値は十分にあります。

Webエンジニアであれば、年収を上げるためにどこかで転職をするときがやってきます。一つの会社で定年を迎える人はほぼいないでしょう。

エンジニアの正社員の年収は、フリーランスの年収の3分の2というのが一つの基準です。

正社員として転職をした際の年収が、3分の2を下回るようであれば、もっと年収が上がる余地があると考えることができます。

使用経験のない言語で単価の相場を調べる

また、使用経験のない言語だと「どのくらいの経験でどのくらいの単価か」が非常にわかりづらいのですが、市場価値診断を使えば簡単に調べることができます。

「もし仮にこれくらいの経験であれば単価は〇〇万円」ということは、通常の面談では知ることができません。

自分は今JavaScriptをゴリゴリと書いているので、質問内容を詳しくみることで自分の学習の指針としています。

まとめ とりあえず無料なので診断するしかない

2択の質問に答えていくだけで市場価値がわかるなんていい時代になりましたね。次の給与交渉は強気にいこうと思います。

個人的には学生ですごくスキルがある人には見てほしいなと思います。

技術力があっても学生というだけで時給1000円くらいで買い叩かれるのはよくある光景だからです。

近年は「フリーランスになれば年収1000万は楽勝」などと主張するアフィリエイターがいっぱいいます。(彼らが嘘をついていると言いたいわけではありません)

フリーランス礼賛の風潮だからこそ、どのくらいのメリットがあるのかを冷静に見極める目を養ってほしいと思います。

もし時間があれば全ての回答に「経験あり」と答えて、どのくらいの単価が貰えるのかを検証するのも楽しいかもしれません。

市場価値診断をしてみる

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