文系出身者がWebエンジニアに向いている7つの理由

こんにちは。なっかー です。

最近は文系からWebエンジニアになろうとする人が増えて一種のトレンドになりつつあります。

それでも、現役のエンジニアの方から「文系出身がろくなエンジニアになれるはずがない」という声が聞こえるのが現状です。

今回は文系出身の方でも、Webエンジニアに十分なれる理由を解説していきます。

新卒なら文系の方がとにかく時間がある

大学生に関して言えば、理系の学生より文系の学生の方が時間があります。これが最大の利点かもしれません。

長期インターンもできますし、就活も学業に大きく邪魔されるケースはグッと減ります。

まずは空いた時間で黙々とコードを書き、色々な人に会えるのが文系学生の大きな利点です。

優秀な文系エンジニアであれば、学生のうちからサイドビジネスを育てて、会社に入った後も副業にする人もいます。

自分は下手な理系の学部に行かず、暇な経済学部に行ったからこそアプリを作ったり、インターンをする時間があって就活に有利になったと感じています。

自分の学部は卒業論文もなかったので、就活が終わった後の1年間を丸々開発経験に当てることができて、かなり技術的に成長しました。

社会に出るタイミングが早いので、同じ条件なら年齢が若い

理系の学生は大学院に進学する割合が高く、大学院に進学した場合、社会に出るのが2年遅くなります。

さらに、同じだけの時間を学業に当てるとすると圧倒的に文系学生の方が留年しにくいので、その差はもっと広がります。

この2年というのは非常に大きな期間で、新卒未経験の文系学生でもモダンなWeb系企業できっちりと開発経験を積めば、採用市場での評価は100万単位で上がっていきます。

それに比べると大学院を出た理系学生でも初任給は文系の学生と大きくは変わりません。

色々な考え方がありますが、エンジニアとして最も知識を吸収しやすい20代前半の2年間を実務に当てられるかは大きな差になってきます。

Webエンジニアとして2年経験を積んだだけで、フリーランスとして年収1000万円を稼ぐ人も一部にはいます。

たとえ未経験者の中途採用であっても、同じ社会経験の長さなら文系の方が若い傾向があるので、その点では有利です。

自分を売り込む能力に概して優れている

エンジニアは高い技術を持ってからと言って、高い報酬が約束されるわけではありません。

高い技術を持ちながら、キャリアの積み方を誤って薄給で働いている多くのエンジニアがその事実を証明しています。

こちらのツイートでも言っているように、エンジニアでも的確に自分のできること、自分の価値を言語化して相手に伝える力が必要です。

特にフリーランスエンジニアであれば、営業力は必須となります。

多少実力が劣っていても、自分をよく見せたり、はったりをかませる力というのは、文系出身エンジニアの腕の見せ所となります。

キャリアに対する意識が高い

市場価値をあげて数年で転職することを前提に、コンサルや商社や外資系企業に入るのが近頃の文系学生のトレンドでもあります。

それに引き換え、理系の学生は教授の推薦で安定した大手の会社の研究職に行ったり、対して調べもせずに古い体質の大手企業に行く人が多い印象です。

自分の周りのエンジニアを見ても、理系より文系の方がキャリア的な面で情報感度が高く、自分の市場価値をきっちり認識しています。

一つの会社に長くいることは、よほど高い技術力を持ったエンジニアでないと、給料の大幅アップは狙えません。

特に経済学をよくわかっていれば、自分の価値をいかに最大化するかが自ずと見えてくるもので、理系出身エンジニアにない視点を持っている点で有利です。

他の職業に比べ、Webエンジニアは主体的にキャリアを形成していく必要性が高く、キャリアへの意識が結局技術の習得にも影響します。

ゲーム会社のエンジニアの給料が上がらない原因は経済学を学べばわかるよ

ビジネス視点を持った開発ができる

基本的にWebエンジニアは技術が大好きで、休日にも好きな勉強をしたり、飲み会でも好きな技術を語りたがる生き物です。

それはそれで素晴らしいことなのですが、必ずしも技術の高さがビジネスに繋がるわけではありません。

このあたりは会社によって大きく意見が別れ、高い技術を持つエンジニアを優遇する会社もあれば、技術は手段に過ぎないというサービス志向の強い会社もあります。

世の中にはどちらのタイプのエンジニアも需要があります。

しかし色々なIT企業の話を聞いていると「ビジネス視点を持ったエンジニアがもっと欲しい」という声がよく聞こえてきます。

「複数の問題解決方法がある場合、最もコストが少なくて技術を用いない方法の方が価値が高い」というのが一般的な感覚なのですが、それをどうしても忘れがちです。

最新の技術を追いかけつつも、技術にかけるコストとリターンをきっちりと見積もることを忘れないようにしましょう。

色々な意味でコミュニケーション能力がある

コミュニケーション能力はエンジニアにとって最も大切な能力の一つです。これは文系理系はあまり関係なく、個人差がかなり大きい部分です。

コミュニケーションの定義というのは沢山ありますが、一般的に以下の2つに分類できます。

  • 人当たりの良さ
  • 正確で簡潔な意思の疎通

2つのうち実務では「正確で簡潔な意思疎通」の方がより重要視されます。曖昧な表現や冗長な表現をしてしまうと、チーム開発では致命傷になりかねません。

ただし、人脈を広げたり営業をする上では前者の意味のコミュニケーション能力も必要になってきます。

その点では理系出身エンジニアよりも文系出身エンジニアの方が優れているケースが多いですね。

怠惰であること

  • 怠惰
  • 短期
  • 傲慢

これはプログラマーの三代美徳と言われています。Perlの生みの親「Larry Wall」さんが唱えた言葉です。

初めての方は何だこれはと思うかもしれませんが、優秀なWebエンジニアになるためにはある程度必要な要素です。

怠慢であるからこそ、効率化を求め、

  • なるべく少ないコードで実装する
  • 自動化する
  • コードを再利用する
  • 人にうまく任せる
  • 無駄なことに時間を使わない
  • 冗長なコードや言葉を使わない
  • 情報は共有して楽をする

と言った様々な工夫が生まれます。

このツイートのエンジニアの方は本当に頭いいなと思います。一定の技術力と圧倒的な営業力でお金を稼ぐ良い例です。

生真面目なのもいいことですが、それが悪い方向に作用すると、完璧主義で効率の悪い方法を続けて、残業代を垂れ流すお荷物エンジニアとなってしまいます。

怠惰な部分と生真面目な要素がバランスよく揃っているのがいいエンジニアと言えますね。

  • 試験の過去問を再利用し
  • 講義はうまく他人に任せ
  • 試験の情報は皆で共有し
  • 少ない労力で単位を取り
  • 無駄な授業よりもインターンをする

文系の学生は理系の学生よりも怠惰な傾向にあり、学業においても効率化を求めるというのは昔も今も変わりません。(もちろん逆のパターンも多数ありますが)

まとめ 文系でもWebエンジニアにはなれる

Webエンジニアの場合、文系であるか理系であるかはあまり重要な論点ではありません。

どの企業の人事に実情を聞いても大体は「専攻に関係なく、自社とマッチした技術力のある人が欲しい」と返ってきます。

そもそも文系の学生さんはよく調べもせずにSEになったり、下請けのSESに吸い込まれていく人が非常に多いです。

文系出身の方はキャリア意識がしっかりしている人が多い一方で、ギリギリまで何の情報収集も準備もしない人も一定層いるのが現実です。

7つの理由以外にも、エンジニアとしては英会話の能力も十分利用できます。

せっかく高い技術を身につけて外資系企業からスカウトが来ても、英会話ができずに落とされたら勿体無いですよね。

そしてもちろん文系出身者が理系出身者に劣っている面も多数あります。

  • コンピューターサイエンスの基礎知識が劣る
  • 論理的思考力が一定水準に達していない者が多い
  • 数学的素養で劣る
  • 学業の範囲で技術力を伸ばせない
  • 学生時代ただ遊んでいると思われる
  • そもそもWebエンジニアに文系が少ないので採用をためらわれることもある
  • エンジニアを目指す仲間がややできにくい

と言ったデメリットももちろん存在します。まあデメリットが多いからこそ、Webエンジニアの大半は理系出身なわけですね。

自分はあるIT企業の説明会で「経済学部出身の学生なんて一番取りたくない」と言われてショックを受けたことを覚えています。

確かにゴリゴリの機械学習であれば、かなり深い数学の知識やセンスが問われますが、Webエンジニアでは一定水準の論理的思考力さえ持っていれば仕事になります。

学歴が直接仕事に繋がったりすることはあまりないので、無理して卒業コストが高い学部に進学する必要はないのかもしれません。

今すでに文系でエンジニアを目指している方も、負い目を感じる必要はありません。エンジニアを目指す文系出身の方は、自分の利点を探した上で、就職活動や転職で自分を売りこんで行きましょう。

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