就活前に知っておきたい、エンジニアに向いてない人の7つの特徴

こんにちは。なっかーです。

今回はWebエンジニアを目指している方に向け、就職活動の前に自分がエンジニアに向いているのか、向いていないのかを確認する方法をまとめてみました。

以下で述べる内容はエンジニアの中でもWebエンジニアの適性に関わる特徴が多いので、SE(システムエンジニア)や他のエンジニアは違ったものが要求されることに注意が必要です。

Contents

エンジニアに向いていない人の7つの特徴

日常生活で疑問を抱かない人

エンジニアは技術者であるとともに、サービスを成長させていく一員でもあります。その点では他の職種と変わりません。

ただ技術を磨くだけではなく、自分が扱っているサービスに対する深い理解が必要ですし、サービスを成功に導くためには、疑問に感じたところを早めに解決しておくことが大切です。

これはサービスの面でも技術の面でも言えることで、

  • 大学のこの講義を受けていていいんだろうか
  • 自分はこんな皿洗いのバイトをしていていいのだろうか
  • このサービスはこうすれば良くなるのに、どうしてやらないのだろう

などの疑問を持ち、なおかつその疑問を自分の一貫した考えで解消しているかが鍵となります。

そもそも疑問を持たない人はエンジニアに向いていませんし、

「みんなやっているから大丈夫だよね」

などと非論理的に解釈してしまう人はエンジニアの適性の面ではマイナスです。

新しいサービスや概念に嫌悪感を示す人

定期的に新しいサービスやアプリがないかチェックをする習慣がない人や、新しいものに抵抗を示す人はWebエンジニアに向いていません。

これだけ沢山のサービスやアプリが次々と生み出されている時代なら、自分に向いているものもいくつかはあるはずです。

それなのに、現状維持にこだわって新しいものを拒否するのはエンジニアとしてはマイナスです。

  • ブロックチェーン
  • 人工知能
  • クラウドファンディング
  • Tiktok
  • ユーチューバー

など、それまでの常識や考え方を超えた概念を一概に否定していませんか。

よく調べもせずに一過性の流行と決めつけたり、存在を知りつつも周りで流行るまで嫌悪感を示したりする人はエンジニアには向いていません。

技術の世界は特に移り変わりが早く、新しい技術やこれまでなかった概念を吸収していかないと流行に遅れてしまいます。

新しいものを自分に取り込める素養があるかを就職活動の前に一度確認しておきたいですね。

行動力がない人

新しいサービスや概念に興味を持つのは良いことですが、そこから自分で行動を起こさない人はエンジニアに向きません。

ブロックチェーンに興味を持ったとして、いきなりビットコインを買ったり、実装をするのは難しいかもしれませんが、「興味を持つ」以上のアクションは必要です。

身銭を切って本を買って読み、ブロックチェーン関連のサービスやニュース、Qiitaの記事をチェックするくらいの行動力は必要です。

やりたいと思ったことをパッと行動に移せる人でないと、エンジニアは厳しいでしょう。

これはフットワークの軽さ、とも言い換えられると思います。

行動力がなく、完璧な準備と情報が整ってから行動したいという人は就職活動においても圧倒的に不利になります。

「昔からずっとプログラミングに興味があったんですけど、最近になって始めました」

と面接で言えば、ほぼ必ず

「じゃあなんで今までやらなかったの?」

と聞かれます。

そこでは、忙しかったとか、大学や仕事で使わなかったとか、お金がなかったなどの言い訳は通用しません。

プライベートを犠牲にしてでも学ぶエンジニアが多い中で、そんな言い訳は適性がないと判断され、悪い印象を与えます。

例え忙しくても金がなくても行動を起こさなければ、やる気と行動力に足りない人材だと判断されます。

自分で調べることに抵抗がある人

エンジニアは基本的に開発中にわからないことがあればGoogleで調べます。

扱う技術が広範囲で膨大になってくると、いちいち細かいことは覚えていられません。

弁護士といえども六法全書を全て暗記していないのと一緒です。

なので、必要に応じて、ドキュメントを読んだり、書き方やバグの潰し方を検索します。

そういう意味で自分で調べる人癖がついていない人はエンジニアに向きません。

道に迷ったとき、時間の余裕とスマホのバッテリーがあるのに、自分で調べずに人に聞くという人は適性がないでしょう。

逆に、調べてわからなかった場合、いつまでも人に聞けずにいるのもエンジニアとしては良くないですね。

また、自分で調べてわからなかった場合の聞き方も重要です。

「渋谷のアパホテルはどちらにありますか」

と単純に聞いてしまうのはとても非効率です。聞いた相手が場所を知らなければそこで終わりです。

「すみません、渋谷のアパホテルに行きたいんですけど道に迷ってしまって…..(間をとる)….(この人は場所はわからなさそう) 地図を見ると道玄坂を上るみたいなのですが、どちらの坂を登ったらいいかわかりますか?」

という風に聞けるといいですね。

自分がどこまでわかっていて、何がわからないのかを伝えることは、他のエンジニアに聞くときにも、Googleで調べるときにも重要です。

また、道に迷っているという問題を

  • 坂を登って目的地にたどり着く
  • どの坂を登ればいいか選ぶ

という2つの問題に分割する点は、大規模な問題を複数の簡単な問題に分割する、という大事な能力の基礎をなっています。

なんらかの事情でプライベートの勉強時間を確保できない人

  • 土日は基本的に2日ともサーフィンに行く
  • プライベートでは一切仕事のことを考えたくない
  • 家庭の事情で土日は実家に帰らなければならない

という人は残念ながらエンジニアにならない方が賢明です。

これは別に残業が多いからとか、休日出勤が必須だからという理由ではありません。

Webエンジニアとして新しい技術を身につけたければ、少なくともキャリアの初期においてはプライベートを犠牲にして勉強する必要が出てきます。

キャリアの初期は市場価値も低く、仕事環境は運の要素が大きくなります。必ずしもモダンな技術や流行りの技術を使える訳ではありませんので、自学自習が必要になります

例え仕事場でモダンな技術が使えても、プライベートで自学自習をしないと、技術の幅が狭くなってしまい、流行の変化で陳腐化する可能性があります。

ある程度キャリアを積んで、フリーランスとして週3,4日程度働くようになったら、そのあたりの問題は解決できるでしょう。

また、自分の市場価値が上がって現場を選り好みできるようになれば、学びの多い現場を選ぶことでプライベートを犠牲にする必要がなくなります。

なんらかの事情で田舎から離れられない人

IT企業でエンジニアとしてキャリアを積みたいのであれば、都会、できれば東京に出てくるのが望ましいでしょう。

都会であれば求人の数、情報、人脈、イベント、優秀なエンジニアの総数がとても多いため、エンジニアには圧倒的に有利です。

これはWebエンジニアに限らず、どの種類のエンジニアにとっても同じです。

最近はリモートワークに注目が集まっていますが、スキルのないエンジニアがいきなりリモートワークができる訳でもありません。

時間をかけて遠くから都会に通勤したとてしても、自分の勉強に使える時間が減るため、エンジニアとしては圧倒的に不利になります。

この風潮はこれから変わっていく可能性はありますが、現状はこうなっていることを把握しておきましょう。

まとめ チームで仕事に取り組めるのは大前提

あえて、「チームで仕事に取り組める人」という特徴を入れませんでした。

社会経験のない学生ならどこのIT企業でも「チームの中で貢献した経験」を聞いてきます。これはどこの業界でも一緒でしょう。

社会人として仕事をする以上は、エンジニアに限らずどの職種であろうと、チームでコミュニケーションを取りつつ仕事に取り組む力は必須です。

(SEの場合はチーム内というより、客先との意思疎通がもの凄く重要なので、より高いコミュニケーション能力が要求されます。)

チームの中で周りとコミュニケーションを取りながら円滑に仕事を進めるという、社会人の大前提となることはエンジニアにも重要であることを最後に記しておきます。

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