ウェブカツの運営者が他のプログラミングスクールを批判することへの見解

ウェブカツ運営者が他のスクールを徹底的に批判した話

ウェブカツの運営者であるかずきちさんが、他のオンライン上のプログラミングスクールSを徹底的に批判したことが以前話題になりました。

今もTwitter上で他のスクールを批判するような発言を行っています。

ウェブカツを簡単に説明しておくと、初心者から年収1千万円を稼ぐことを目標とし、幅広くハイレベルなスキルなカリキュラムを売りにする、オンラインプログラミングスクールです。

運営者はこのかずきちさんです。

彼の批判を要約すると

  • 高額な料金をとっておきながら初心者向けの低レベルなことしか教えていない
  • 受講者はスクールSの創設者の信者になっている
  • 稼げるレベルまで教えているという風に受講生に言っている
  • 環境構築すら教えていない

というものです。

あそこまで批判するのは大人気ないとか、炎上マーケティングはずるいということで、Twitter上で話題になりました。

それに関して私の見解を述べさせてもらいますと

  • 正しい情報が行き渡っていない
  • 中途半端に技術があってもカモにされる

という少し歪んだ業界に一石を投じている点で、とても筋が通っていると考えます。(言い方はちょっとひどかったですが)

では詳しく見解を述べて行きたいと思います。

IT業界の少し歪んだ現実

巷のプログラミングスクールに実態をわかりやすく説明するために塾業界に例えて見たいと思います。

塾業界にはハイレベルな内容を教える高額の進学塾もあれば、学校の授業についていけない生徒を教える補習塾もあります。

ハイレベルな進学塾は、教科書の内容はもちろん、ハック的なテクニックや知っておくべき裏知識を網羅し、その分代金もそこそこ高くなります。

逆に補習塾は教科書レベルの内容を教えるのが中心で、そこまで高額な料金は教えません。

ウェブカツさんは塾業界に例えると、ハイレベルな進学塾に相当するもので、短期間での年収アップを目指して基礎から応用、ハック的な知識まで幅広く網羅しています。

低レベルなプログラミングスクールは、補習塾のようなポジションが当てはまります。

塾業界であれば、様々な系統の塾が棲み分けを行なっており、進学塾も補習塾も市場に必要な存在です。

ハイレベルな進学塾は、低レベルな補習塾を批判したくもなりますが、両者は相補的な関係であり、批判をすることはお門違いです。

そういう意味では一見かずきちさんの批判は的外れだという見方ができます。

しかし、プログラミングスクールの場合は何点か問題が発生します。

  • 情報の非対称性が大きいため、誇大広告が発生しやすい
  • 初心者向けのスクールがそこまで有効ではない

上記の2つが大きな問題です。

1 スクールの業界は正しい情報が行き渡っていない

プログラミングを全く知らない人にとっては、どのくらいのスキルがあればいくら稼げるのかを調べるのは難しいです。(高いネットリテラシーがあれば不可能ではないのですが)

これが進学塾であれば「〇〇大学、合格者4名!」のような覆せない実績があるので、正しい情報が行き渡ります。

しかしプログラミングスクールだと、卒業後の就職先や平均年収を教えてくれるところは多くありません。せいぜい就職率を教えてくれる程度です。

低レベルなことしか教えていないプログラミングスクールが

「うちのカリキュラムをマスターすれば、あなたも即戦力のフリーランスエンジニアへ」

とう誇大広告を売って生徒を集めているのが、この業界の現状です。

かずきちさんが批判していたスクールもそうした要素があったので、その情報の非対称性を正していたのは大きな意義があります。

ウェブカツであれば

  • 学習内容を細かく公開している
  • 受講生のTwitter上の発信が多い
  • 目標が具体的で明確(年収1千万を稼ぐ)
  • 運営者が顔と自分の意見を公開している

という点で情報の非対称性が少なく、クリーンだと言えます。

本来は全てのプログラミングスクールがこうあるべきなんですけどね。

2 初心者向けのスクールに意義はどこまであるのか

ここで述べるもう一つの論点は

「基本的な内容しか教えないプログラミングスクールは必要か」

という部分です。

基本的な内容だけでも、教えてくれるのは一見ありがたい話ですが、IT業界で実務で通用しない程度の中途半端なスキルを持っていても、あまりいいことはありません。

自信と中途半端なスキルと知識を持ってしまったがために、IT業界に入社して、スキルを上げられないまま低賃金で飼い殺されてしまったら、それこそ悲惨です。

これはIT企業でよく起こっている事例でして、プログラミングスクールで中途半端にスキルを学んでも、業界の構造や知識を知らないばかりに損をする人が大勢います。

「IT業界は初心者には厳しいが、経験者には優しい」

という言葉がありますが、

「中途半端なスキルを持つが、技術以外を知らない人が一番カモにされやすい」

ということも補足しておきます。

これは塾業界の補習塾でも同じことでして、

「卒業すら危うかった高校生を、成績を上げて卒業させて低レベルな大学に受からせる」

ことにどこまで意義があるでしょうか。(もちろん学力をあげる意義は否定しません)

中途半端な学力はあっても、大学の学問への興味や関心がなくなって、就職でも苦労することが見えています。それなら高卒で専門的なキャリアを歩ませた方がマジですね。

そういう意味で、「現場で通用する本物の技術を教えないスクールは淘汰されるべき」という、かずきちさんの意見は筋が通っています。

ウェブカツなら、何も知らない初心者でも始められるので、他の低レベルな教材の上位互換と言えるでしょう。
ウェブカツの経験者が超本気で内容をレビューして感想をまとめてみた

感情で動くな エンジニアなら論理で動け

彼もビジネスでやっていますので、炎上マーケティングも仕方のない部分もあるでしょう。

彼は怖いし人間的にあまり信頼できない、という意見もありますし、実際僕もそう思います。

ただそんなの、自分のスキルとエンジニアとしてのキャリアを積むことに比べれば小さな問題です。

ウェブカツをやろうと思ったけど運営者の攻撃的なツイートを見て辞めた、という人も見ましたが、少し勿体無いなーと感じますね。

エンジニアなら論理、つまり長い目で見た損得感情で動きましょう。

一時の感情に左右されたり、必要以上に仁義を通すのは長い目で見たら損でしかありません。

もっと細かい内容を知りたいというかたは以下の記事をご覧ください。
ウェブカツの基本情報はこちら

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